『どうする家康』の愉しみ

初回放送後、すでに4週間経ち、まさにいまさら何をかいわんやだが、今年の大河ドラマは『どうする家康』である。 本務校の静岡大学静岡キャンパスは、家康が人質時代を過ごし、天正年間に武田遺領を領有して城を築き、さらに大御所時代(慶長年間)に江戸城…

『どうする家康』の愉しみ

初回放送後、すでに4週間経ち、まさにいまさら何をかいわんやだが、今年の大河ドラマは『どうする家康』である。 本務校の静岡大学静岡キャンパスは、家康が人質時代を過ごし、天正年間に武田遺領を領有して城を築き、さらに大御所時代(慶長年間)に江戸城…

移民問題ワークショップ(日本法哲学会学術大会@東京大学)

先週末、母校にて法哲学会学術大会でした。土曜日午後の後半は、移民問題をテーマにしたワークショップ(「移民正義論の今日的課題――移民の社会統合と「デモス」の範囲)でした。「外国人材」受入れのための出入国管理法改正や、中南米からの「キャラバン」…

『不法移民はいつ〈不法〉でなくなるのか』、本日書店に並びます!

本日、拙訳書『不法移民はいつ〈不法〉でなくなるのか――滞在時間から滞在権へ』(白水社)が、書店に並びます。感慨ひとしおです。 このエントリでは、本の概要を紹介します。書店で手にとるときに、参考にしていただければ幸いです。1 原著のテーマ:不法…

『問いかける法哲学』

更新の間があいてしまい、すみません。先日20日に瀧川裕英編『問いかける法哲学』(法律文化社)が刊行されました。15問の(より)具体的・実践的なトピックに取り組むなかで、法哲学上の基本問題に迫っていく「いきなり実戦」式の本です。* Amazonでは20日…

『遵法責務論』

初めての単行本『遵法責務論』を弘文堂より上梓しました。 遵法責務論 10 | 弘文堂 奥付の刊行日は8月30日ですが、23日ごろより書店に出ております。 (なお拙著を含む法哲学叢書は、拙著をもって第1期を終え、今後は第2期に入ることになります。第2期の…

公開ブログを始めてみました

初めての本を公刊したことを契機に、公開のブログを作ることにしました。記事は愚にもつかないことばかりかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。